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2012年11月22日

問題は「数字センス」で8割解決する

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切り口が非常に面白い!数字関連というとどうしても理論が難しくなりがちですが、本書はすごく読みやすく上手にまとめてありましたので、読み進めるストレスも無かったです。

ここ最近は「数字」をすごく大事にしています。
経営者としては当たり前なのですが、その「当たり前」って、一体誰がどのタイミングで決めるのか?というと答えがありません。つまり、何かのタイミングで「自分」で「当たり前を習得するぞ!」と決意する必要があるのです。
「自分で」、が重要!人から言われるだけではほぼ変わりません。

数字を日常会話に持込み、会社の共通言語とし、意識が高まってからはじめて


「数字だけじゃないぞ、会社の魅力って」

と言わないといけません!

数字が伴っていないのにこのセリフを言ってしまうと、すごく寂しく残念な気持ちになります。

数字の勉強の最中にも、このセリフでアドバイスを頂くことも多々あるのですが、ある意味「誘惑」です。
アドバイスをする側の立場になれば「多面性」を含めないとブランドがキープできませんから「**だけじゃあないよ」とならざるを得ないのです。
なので、言い方は悪いですが、数字を基礎から勉強するという状態の場合、上記のようなセリフの助言は「それ、勉強した後にそう思います」という解釈にしましょう!

本書では
●数字を読む力
●数字で考える力
●数字で伝える力
という3点の数字センスを解説してくれます。

問題解決のサイクルに、上記3つを意識すると・・・
●数字を読み(数字で捉えて)「ふむふむ、それっていつ?何人?何個?いくら?」・・・
●数字で考えて「という事は1日**円だね」・・・
●数字で伝える「来週中に**個を出荷すると**円の利益になるよ」・・・
となり、全部数字やーん!という突っ込みをしてしまいがちですが、それでよいのです!もうこの際、数字が会話の原点にしちゃうのです。

どう考えたって、「英語」よりもはるかに世界共通なものが「数字」です。
同じ勉強するなら汎用性は格段に「数字」が上!しかも、英語よりライバルが少ないのもお得!
この考え方は本書にも指摘されており、共感できて嬉しかったです。

という事で、自己啓発や感謝感動系のビジネス書で「問題解決」を極めるのは、ある程度頭打ちしてきたなー、という方に、新たな切り口としての向上ヒントとしておすすめです。

以下、楽天市場で取り扱われている本書情報です。

【送料無料】問題は「数字センス」で8割解決する [ 望月実 ]


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