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2011年08月21日

「元気になる会議_ホワイトボード・ミーティングのすすめ方」を読みました

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元気になる会議
元気になる会議

ここ最近、個人のミッションを考える時間を多くもっております。37歳の今、あと元気に仕事ができるのは残り11,000日くらい。決してネガティブじゃあなく、現実を直視しての日数です。そうなると、残り1万日で自分にはどんな社会貢献・37年の恩返しが出来るのだろう?と本気出して考えるのは悪くない時間です。
現時点の私の場合、「ファシリテーター」というキーワードがチラついています。この「チラつく」という事はかなりヒントになるのではないかと考え、追求している最中です。

バンドではリーダーをしたり、組織のナンバーワンとして手腕を振るうのも嫌いじゃあない、という自己分析をした事もありましたが、色々経験すると、結局は「自分はカリスマタイプじゃあないな」という考えに落ち着きます。
マイナスではなく、事実です。その代わり、何か他のタイプがきっと存在しているのだろう、と思いながらもそれが何なのか明確にならずモヤモヤ・・・という所に、10年前の前職時代に知った「ファシリテーター」という言葉が脳裏をよぎりました。「アクションラーニング」と共に影響を受けた概念です。

ファシリテーターの技術なら、自分も好きだし、世の中のためになるかも知れない。

心の中でそうつぶやくと、心が浄化していくようなスガスガしい気分になるのです。

まだまだブレる事があるかも知れませんが、「ファシリテーション」は残り1万日の時間を過ごす上で無視できない関係になることは直感的に理解しております。

前置きが長くなりましたが、そんな「ファシリテーション」の本として、お名前が個性的な「ちょんせいこ」さんの作品を読みました。
この本で初めて知ったお人なのですが


元気になる会議
ホワイトボード・ミーティングのすすめ方 ちょんせいこ 解放出版社発行年月:2010年10月 ページ数:142p サイズ:単行本 ISBN:9784759223453 ちょんせいこ(チョンセイコ)人まちファシリテーション工房。大阪府在住。桃山学院大学卒業後、障がい者の作業所職員、NPO職員を経てファシリテーターになる。ホワイトボード・ミーティングを提唱し、主に会議や研修、事業推進におけるファシリテーター養成に取り組む。トレーニングには、ボランティア、NPO職員、自治体職員、システムエンジニア、ビジネスコンサルタントなど、多様な人が集まる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 会議を始める前に(1)ファシリテーションの基礎/会議を始める前に(2)「心の体力」を温めるコミュニケーション/会議を始める前に(3)チェックシートでわかる傾向と対策/ホワイトボード・ミーティングの進め方 やってみよう!ホワイトボード・ミーティング/ホワイトボード・ミーティングの進め方練習問題(1)親睦旅行の行き先を考える/ホワイトボード・ミーティングの進め方練習問題(2)朝会議…超簡単!情報共有会議をしよう/ホワイトボード・ミーティングの進め方練習問題(3)役割分担会議…経験値・暗黙値を標準化する/ホワイトボード・ミーティングの進め方練習問題(4)企画会議…幸せプランでわかる企画会議の基礎/ホワイトボード・ミーティングの進め方練習問題(5・6)相談の進め方/ホワイトボード・ミーティングの進め方練習問題(7)ケース会議の進め方…チームの支援力を高める〔ほか〕 本 人文・思想・社会 言語学 (詳細ページ)


ものすごく「あたたかい」気持ちになりました。
お人柄がすごく出ている文体で、「ファシリテーション」という難しいカタカナを咀嚼してわかりやすく解説してもらえます。カタカナ説明に逃げず、 本当にチームを活性化させる「促す力」を教えてくれております。

イラストもすごく目に優しく、文体も丸みを帯びている。何より「ビジネスでも宴会の幹事でもPTAの打合せでも、とにかく数人が集まる話し合い」なら全てファシリテーターの役目は大事よ!というメッセージは、今の自分の心境にはとても勇気をくれます。

イラスト、図、手書きホワイトボードの実例、会議の実際の様子の写真、など、臨場感たっぷりの内容で、ご自身の知識をひけらかす描写がなく、「読者のために参考になる情報」を常に最優先する姿勢が本から読み取れて、非常に気持ちがよったです。

ちょんせいこさんにはぜひお会いしたい!調べると、大阪が本社のようなので、近いのもまた嬉しかったです♪
調べると、動画を発見!



タイトルの通り、「元気になる会議」をしっかり運営したい!という方におススメです。
特に「毎回、参加するだけの役割」という方には、自分の存在意義を示すためにもこの本を参考にすると、自分も楽しいし会議の参加者からも感謝されるはずです。

「元気会議」がスタンダードになれば、新しい未来の光が見えますね。
少数の優秀なリーダーだけに経済を任すのではなく、「無限の可能」を秘めた一人ひとりの集合体が世の中と時間を「動かす」。これからはそんな時代のはずです。そのための「促す人」がファシリテーター。いい役目じゃあないですか!

日本人は、そもそもこの「チームワーク」概念が好きなはずなので、期待がもてます。
良いファシリテーターを目指して、更なる努力をする原動力になりました!ちょんせいこさん、本当にありがとうございます。



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