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2011年08月26日

『お金の流れが変わった!/大前研一 』を読みました

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お金の流れが変わった!
お金の流れが変わった!

今回も大前節が炸裂しております。
大前さんは、実績に裏づけされた自他共に認める「実力者」というブランドが燦々と輝いております。だからこその「言い切り型」という大技が似合うのですよね。

ただ、やはり私は「高圧的」が好きになれないので、今回も読むのが苦しかったです。
最近、「淡々と」という感覚が鈍くなってきて、特に自分の仕事においては、以前にも増して常に「魂を込めて相手の立場に立って感情を傾けて」という取り組みが多くなってきており、読書にもその傾向がそのまま移行しているのでしょう。

だから、大前さんの説得力ある情報を「淡々と」インプットすればよいところを、どうしても「そんな言い方しなくても良いのに・・・」というネガティブな感じでとらえてしまうのですね(笑)。
不思議なものです。

読書を愛する者としては、こういう感情に流される人間は失格と言えるでしょう。きっと大前さんなら、私のような軟弱者はすぐに排除してしまうはず。

けど、本当に不思議なのですが、今はそれでいいように思います。これはサイクルでしょうし、また「淡々と」読める日が来るでしょう。

という事なので、ちょっとネガティブリーディングになってしまいましたが、それも込みでのレビューとなります。


お金の流れが変わった!
新興国が動かす世界経済の新ルール PHP新書 大前研一 PHP研究所発行年月:2011年01月 ページ数:243p サイズ:新書 ISBN:9784569791630 大前研一(オオマエケンイチ)1943年福岡県生まれ。(株)大前・アンド・アソシエーツ、(株)ビジネス・ブレークスルー創業者兼代表取締役。早稲田大学理工学部卒業、マサチューセッツ工科大学(MIT)大学院原子力工学科博士課程修了。(株)日立製作所を経て、72年マッキンゼー・アンド・カンパニー・インク入社。日本支社長、アジア太平洋地区会長を務める。独立後、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)大学院教授、スタンフォード大学ビジネススクール客員教授、オーストラリア・ボンド大学評議員兼教授、韓国梨花大学国際大学院名誉教授、高麗大学名誉客員教授などに就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 超大国「G2」の黄昏(アメリカー「唯一の大国」はいかにして崩壊したのか/中国ーバブル崩壊はいつやってくるか)/第2章 お金の流れが変わった!(「ホームレス・マネー」に翻弄される世界/EUー帝国拡大から防衛へのシナリオ/新興国ー二十一世紀の世界経済の寵児)/第3章 二十一世紀の新パラダイムと日本(マクロ経済政策はもう効かない/市場が日本を見限る日)/第4章 新興国市場とホームレス・マネー活用戦略(新興国で成功するための発想/日本経済再成長の処方箋) アメリカだ、中国だと右往左往しているあいだに、世界経済のルールは一変していた。世界をさまよう四〇〇〇兆円の「ホームレス・マネー」がいま、大挙して新興国へと向かい繁栄の種子を蒔いている。ところが相も変わらずバラマキや借金を続ける無策な政府に、おとなしく従う日本人…。なぜ金融緩和も財政出動も効果が出ないのか?ウワサ一発で国が吹っ飛ぶ今日的バブルの正体とは?企業も個人も、日本人が「チェンジ」すべきはその世界観。お金の動きをいち早く読み、日本がふたたび大発展するための戦略を語る。 本 ビジネス・経済・就職 経済・財政 国際経済 新書 ビジネス・経済・就職 (詳細ページ)


・「BRICs」だけではなく「VITAMIN」(ベトナム、インドネシア、タイ、トルコ、アルゼンチン、南アフリカ、メキシコ、イラン、イラク、ナイジェリアの)の時代へ

・新興国は「むかしの芸」で十分に戦える

など、本当に鋭い、そして裏づけがあり、タメになる考え方がたくさん掲載されております。

ただ、震災前に発売された本書の「原子力で儲けろ」的な指摘を見つけてしまった時に、(本書には非が無いのはわかっていながらも)一層ネガティブモードになってしまいました。

ビジネス書読者は、大前さんの作品に触れて初めて一人前、という要素に突き動かされたのが大前さん作品との出会いだったのですが、どうやらまた後回しにしてしまいそうなムードです。すみません。

逆に言うと、私がまだ未熟って事ですね!
もっともっと知識を蓄えて、「本気で日本を元気にするつもりなら、リアルから目を背けるな!」という気合いが漲った段階ってのは将来的にあるのでしょう。
その際には、また大前さん作品に触れて、根性を叩きなおしてもらいましょう!

本書は、世界経済における日本のポジショニングを自分の言葉で説明できる、と言う人が、更に鋭い感覚の意見が欲しい!と思った際にしっくりくる内容です。
ぜひ、大前スピリットを継承して、真の「強さ」を兼ね備えた日本になるヒントを得てみてください☆



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