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2011年09月02日

『モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか』を読みました

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モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか (単行本・ムック) / ダニエル・ピンク 大前研一
モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか (単行本・ムック) / ダニエル・ピンク 大前研一

色々な方々が「いいよ!」と言う良書。
ぜひともその世界に参入だー、と読みました。

が・・・私には向いていなかったようです(笑)。
海外のビジネス書らしい文体。「1分間マネージャー」シリーズ(古っ!)の時とかは海外ものの方がむしろ好きだった記憶があるのですが、10年以上たったいまや、その手法を見事に日本風に味付けした「日本ビジネス書」の方がはるかに読みやすくなってしまったようです。本書でその事を改めて痛感しました。

概念がややこしいというか、まどろっこしいというか、「だから何なのさー」というイライラに勝てない状態になってしまいました。まだまだ修行が足りません。

前にも書きましたが、こういう「コマギレに結論を求める読み方」の私の症状は、本当に後数年したら「オールドタイプ」になるだろうな、って自覚しています。


モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか (単行本・ムック) / ダニエル・ピンク 大前研一
★書籍商品の購入に関するご注意コチラ↓より、初回盤・特典の詳細、在庫情報・出荷状況をご確認ください。<内容>時代遅れの成果主義型ver.2.0は創造性を破壊する。21世紀版『人を動かす』モチベーション3.0はワクワクする自発的な動機づけ。<収録曲>第1部 新しいオペレーティング・システム(”モチベーション2・0”の盛衰アメとムチが(たいてい)うまくいかない7つの理由アメとムチがうまくいく特殊な状況 ほか)第2部 ”モチベーション3・0”3つの要素(自律性マスタリー(熟達)目的)第3部 タイプ1のツールキット(個人用ツールキット-モチベーションを目覚めさせる9つの戦略組織用ツールキット-会社、職場、グループ能力を向上させる9つの方法報酬の禅的技法-タイプ1式の報酬 ほか)<商品詳細>商品番号:NEOBK-795548メディア:本/雑誌発売日:2010/07JAN:9784062144490モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか (単行本・ムック) / ダニエル・ピンク 大前研一2010/07発売 (詳細ページ)


いわゆる、ここ最近の「お笑い」でよく言われている現象と同じだからです。
10秒に1回くらいは、何か変化がないとお客が飽きるので、体を使ったアクションが必須になる。言葉巧みな後からジワジワ効いてくる知恵アソビ・・・なんていう手法はすっかり古びてしまった、というのがお笑い会。けど、それは「笑っている」のでは無く「笑わされている」という「強制」になるので、結局演者も視聴者も不健康な状態です。良くないです。いつかそれが一周してまた概念が変わるでしょう。いや、今もうかわりつつありますよね、ちょっと前に人気があったお笑い番組が降板している様子を見る限り。

私の読書スタイルも、まさに「ダメな方」に位置するな、という自覚があり、本書は何一つ悪くないです。
つまり、読み手の私が問題であり、そんな人間のレビューという事になります。

ダメな自分を自覚しつつも、最後まで目を通した中で、どこに飽きてしまったのかを分析してみました。

1)文字ばかりが続くこと。
2)要所要所に偉人の名言があるのだが、本文とその名言の共通性を把握するのにちょっと時間がかかる(含蓄がありすぎて、かえって気が散る)。
3)大講義室で講演されているような「距離感」があって、自分の仕事や動きに感情移入させられない。

こういう部分を感じてしまったように思います。

ただ、多くの人が「影響を受けた」「良書だ」と言っている本なので、どう感じるかは「読んでから」の方が確実にいいです。「読む前」に決めてしまうのはもったいない作品である事は間違いありません。




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