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2011年07月31日

「精密力 日本再生のヒント/眞鍋政義」を読みました

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センムセンサー
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精密力
精密力

これは・・・体が震える価値ある一冊でした。
もちろん、個人差があるので、完全に私の感覚だけではありますが、正に自分が目指そうとしているポジションを示してもらえた、という意味でかなり興奮してしまう本でした。

いつぐらい以来かなー、と辿っていくと、高校時代までいきました(笑)。

そう!あの衝撃以来!!!

「何となく自分はこう思っているのでこういう姿を目指したいなー」という稚拙な感情を抱いていた高校時代の福永坊ちゃんが、ある男の姿を見て言葉を失う衝撃を受けました!

・・・(この人の真似をするのが一番はやいわ)・・・

言葉はなく、感情だけ。高校生らしい幼稚ながらもストレートな感情!

そして、そのある男を勝手に師匠と見立てて、ひたすら真似をして、関連雑誌やテレビを見て、思想をも内包させようと一点集中をしておりました。

ある男の名前は



精密力
日本再生のヒント 主婦の友新書 眞鍋政義 主婦の友社発行年月:2011年06月 ページ数:191p サイズ:新書 ISBN:9784072778425 眞鍋政義(マナベマサヨシ)1963年生まれ。大阪商業大学附属高校時代から将来を嘱望され、インターハイ優勝、ジュニア代表を経て、大阪商業大学進学後はユニバーシアードで優勝、1985年に日本代表入りを果たす。新日鉄で新人王を獲得、ソウル五輪出場を果たし、日本を代表するセッターとして活躍。1999年にはイタリア・セリエA(パレルモ)に移籍、2004年には選手を続けながら大阪体育大学大学院で修士号を取得するなど、現役晩年には経験と視野を広げ、独自の理論を築きあげて現職に生かす。2005年、女子の久光製薬スプリングス監督に就任、2008年12月より、全日本女子バレーボール代表監督。2010年11月の世界選手権にて銅メダルを獲得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 序章 チーム力の勝利/第1章 データバレーの真実/第2章 世界選手権でのデータ活用/第3章 技術の「精密力」を高めることが日本のメダルにつながる/第4章 技術の精密力を戦術に昇華させる/第5章 マネジメントの精密力を上げたい/結章 チーム力を上げるというテーマ 全日本女子バレーに32年ぶりのメダルをもたらしたのは、「根性」でなく「精密力」。正確な時刻表、5分前行動、精密機器製造など、日本人が古くから持つアイデンティティというべき精密力が日本再生の鍵を握る。眞鍋政義監督がロンドン五輪に向けて、「日本人らしさ」を考える一冊。 本 その他 (詳細ページ)


「林 佳樹」!

当時「X」というバンド名でドラムを叩いていたリーダーの「YOSHIKI」師匠です。

福永坊ちゃんはYOSHIKI師匠のドラムの叩くパターンからシンバルの角度、椅子の高さまで、全てを真似て、驚くべき集中力を得ました。
結果、高校3年間、という期間で、思い出すだけでも「ようやったな」と褒めてやる価値がある「伸び」をしました。判断基準は他のドラマーさん。「3年」という時間をどんな意識で過ごすかで、ここまで差がつくもんか・・・と我ながら思いました。
目標があると人は強くなる!ギターを10年以上弾いているのに上手くならない自分の経験からも立証されています(笑)。同じ楽器でもドラムとギターじゃあやっぱ違います!ギターにも「心のヒーロー」がいるべきだったんですね。

さて、本題に戻し、このことからも「経営のヒーロー」を持つと成長は加速度を増します。
いわゆる「メンター」と呼ばれる存在ですね。

「仕事のメンター」「人生のメンター」「健康のメンター」・・・とか色々カテゴリーを分けるのが必要かも知れませんが、あまり複雑にすると集中力も分散しちゃうので、単純に、「『限りなく近い将来になりたい自分』の姿をすでに示している人」を「メンター」や「ヒーロー」にするのがシンプルでいい!
私にとっては正に、著者の眞鍋さんが「ヒーロー」にあたります。幸い、私は中学時代にバレー部だったので、より運命的にも結びつきが強い!

眞鍋さんに共感できるのは、「これ弱点ね。良い悪いじゃあなく真実です。いい?自覚した?じゃあ次いくよ、これ強みね。日本バレーはこんな強みがあるよ。世界に通用するこんなステキな強みが!いい?理解した?じゃあ次ね、目標はここ。目標に行くにはどうしたらいい?どこを補填してどこを伸ばせばいい?そうやな、それや!じゃあそれを3年のタームで考えよう。1年目はこれね。2年目はここにステップアップ。もちろん1年目の基礎が無いと2年目は意味がないから焦らず冷静に事実だけを見つめて進んでいこう!」というスタンスでチームをまとめているところです。

つまり、監督というとついつい「カリスマ」なイメージがありますが、眞鍋さんはそんな自分のキャラ立ちには無関心。むしろ、主役はゼッタイに選手だと言わんばかりに全ての裏づけをとる「裏方」に専念されておられます。そこがまたシビレル!裏方に徹するという事は・・・つまり、「カン」はアテにならないという事です。現実、事実、数字、データに基づいて自己と相手を分析し、現実的に出来る「努力」に集中する。この徹底ぶりが本当に尊敬できます。

『主役に「カン」で物事を進めてきた・・・と思わせるのが裏方の最大の喜び』というのが、専務取締役という立場になってからの私の感覚です。

カリスマをもった主役(当社でいうと社長)に、細々したデータ分析は担当外なのです。「当たり前の事を当たり前のようにしたまでです」と、成功者の人の大半がそういうコメントを残してきておりますが、それは裏側を見れば「当たり前の事はこれです」という判断があったから迷いなく実行して成果に結びついた、という事。その「当たり前の事はこれですよ」という判断には、分析は不可欠なのです。スゴイ努力が必要です。成功者のコメントにその事を追記すると長くなるので省略されているだけです。そのスゴイ努力の1つを、本書で読み取る事ができます。

「データに頼るのは好きじゃあない!」というカンピュータタイプの人は、右腕となるべき人を見つけ本書をプレゼントすると良いです。また「自称データ分析好き」という人は本書で、 データオタクと結果につながる分析の違いを体感すべきです。私のように、「カリスマでチームをひっぱるのでは無く、チーム勝利へのナビゲータとして、ジワジワと奥の方で密かに感謝される程度がいい!」という立場の人には、ゼッタイに絶対に読みつくすべきだと強く断言できます。値段も手頃ですし(笑)、半日で読破できる内容です。

まだ上半期ですが、はやくも2011年の「嬉しい出会いをした本」のナンバーワンノミネート作品です。

最後に、眞鍋さん研究として本書とちょいリンクしている「動く」眞鍋さん動画をつけます!眞鍋さん、本当にありがとうございます。これからも火の鳥JAPANと共に応援しております!






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