2011年05月06日
ポ-タ-教授『競争の戦略』入門
本ブログ
ポ-タ-教授『競争の戦略』入門
センムセンサー
・「 夢 」(やる気*情熱*使命感) ★☆☆☆☆
・「戦略」(戦術*戦略*仕事術) ★★★★★
・「感謝」(感動*愛*許し*奉仕) ☆☆☆☆☆
世界的ベストセラーであるマイケルEポーター教授の競争の戦略はあまりにも有名ですね。
本書は、このポーター教授の本「の為の本」にあたります。
つまり、「競争の戦略」は良書であるがゆえに、そのボリュームと内容の複雑さに挫折してしまう危険性もはらんでいるわけです。
業種や地域性、国民性など、様々な条件が違っても「競争戦略の基本」となる原理原則は変わらない!というメッセージである、戦略論の古典「競争の戦略」。
ボリューム満点ではあれど、やはり良書なのでぜひともビジネスヒントにつなげたい!という時に、本書が活躍します。「競争の戦略」まで導いてくれる指南書です。
もしくは、先に「競争の戦略」を読んで、一度挫折してから(笑)、本書でリベンジを計る、という使い方も有効でしょうね。
ビジネスバイブル グロ-バルタスクフォ-ス株式会社 総合法令出版発行年月:2004年02月 ページ数:330p サイズ:単行本 ISBN:9784893468338 第1章 業界構造の分析の基礎(競争戦略を決定する三つの要因/業界構造とファイブフォース分析 ほか)/第2章 土台となる競争の3つの基本戦略(三つの基本戦略/戦略実行に必要なもの ほか)/第3章 業界と競争業者の分析(競争業者分析/4つの構成要素の統合-競争業者の反応プロフィールを作る ほか)/第4章 業界環境別の戦略(これまでの流れ/多数乱戦業界の競争戦略 ほか)/第5章 主要な戦略決定(垂直統合の戦略的分析/キャパシティ拡大戦略 ほか) 本書は、ポーター教授の名著『競争の戦略』を、「読みたい!でも難しいので読めない」「一度読もうとしたが挫折した」「そのうちに読もうと思っている」「読む必要性は感じているが、現在は部屋の飾りとなっている」方々に救いの手を差しのべる一冊です。できるだけ分かりやすく『競争の戦略』をかみ砕き、具体的な事例を多く取り込みました。さらにポーター教授の主張を体系的にまとめ、視覚的にも理解がしやすい工夫を散りばめてあります。 本 ビジネス・経済・就職 経営 経営戦略・管理 (詳細ページ)
by RWS-Tool
本書では、「とにかく第一章が大事!この章が把握できたらもう読破したも同然!」と強調しております。
そうなのです。古典となる「競争の戦略」で挫折が多い理由のひとつに、第一章からすぐ難解だからなのです。
そこで、本書は古典の第一章をさらに図やイラストで軟らかく表現してくれています。
最初の躓きを徹底的に排除するぞ!という熱意が漲っております。助かります。
本書は330ページと、入門編にしては多めではありますが、図やイラスト分でかさばっているためです。文字も大きめですし、ゴシック体も交えて「専門書」の雰囲気をとって、心理的なハードルを下げてくれています。
ポーター教授って名前は良く聞けど実際はまだ勉強不足・・・という方や、一度挫折してしまった方、もっともっと戦略の何たるかを学びたい、という人にはおススメの一冊です!
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